医療・福祉系進学希望者に注目の大学!
~高校教員が見た「健康科学大学」の魅力~
今回は、山梨県にある健康科学大学について、その特色と魅力を進学を考えている生徒・保護者の皆さんに向けてご紹介します。
◆ 健康科学大学とは?
健康科学大学は、医療・福祉・心理の専門職を養成する私立の医療系大学です。富士山キャンパスと桂川キャンパスの2拠点があり、以下の4学科が設置されています。
学部名 | 学科名 | 主な資格・進路 |
---|---|---|
健康科学部 | 理学療法学科 | 理学療法士(国家資格) |
健康科学部 | 作業療法学科 | 作業療法士(国家資格) |
健康科学部 | 人間コミュニケーション学科(福祉心理学) | 公務員、福祉職、臨床心理など |
看護学部(桂川) | 看護学科 | 看護師・保健師 |
「少人数教育」「国家試験対策の徹底」「地域密着型の実習」など、学生一人ひとりを大切にする教育方針が特徴です。
◆ キャンパスはどんな雰囲気?
私が訪問した富士山キャンパスは、富士山を望む自然豊かな環境に位置しています。静かな環境は学びに集中するには最適で、生徒の心身の成長にも良い影響がありそうです。
キャンパス内は清潔感があり、最新の実習室、広々とした講義室、開放的な学生ラウンジなど、学びと生活のバランスが整っている印象を受けました。
▼授業の様子(イメージ)
◆ 特に印象に残った3つのポイント
① 実践重視の教育
どの学科でも実習の比重が非常に高く、座学だけでなく「現場で活きる力」が育まれる教育方針が徹底されていました。たとえば、理学療法学科では、筋力測定やリハビリ器具を使った演習を多く取り入れており、卒業後すぐに現場で活躍できる力が身につきます。
② 手厚いサポート体制
学生1人に対する教員の人数が多く、個別フォローが非常に手厚いのが特長です。成績面のサポートはもちろん、メンタル面や就職支援まで、きめ細かく対応している様子が印象的でした。
③ 国家試験の合格率が高い
以下の通り、国家試験の合格実績も安定しています。
学科 | 国家試験合格率(直近) |
---|---|
理学療法学科 | 100% |
作業療法学科 | 98.1% |
看護学科 | 100% |
大学全体で試験対策に力を入れており、グループ学習や模擬試験、教員の面談指導など、多角的なアプローチが功を奏しています。
◆ 学生の声から見える魅力
在学生の話を直接聞くことができたのも貴重な体験でした。印象的だったのは、
- 「先生との距離が近くて相談しやすい」
- 「授業だけでなく、人として成長できる」
- 「同じ目標を持った仲間が多く、励みになる」
という声です。資格取得だけでなく、人間性の成長を大事にしている大学であることが伝わってきました。
◆ 高校生へのメッセージ
医療・福祉の仕事に興味があるけれど、「大学でやっていけるか不安」という生徒は少なくありません。しかし、健康科学大学のように手厚い支援がある環境であれば、初めての専門分野にも安心して飛び込めます。
私自身、進路相談を受ける際に「医療系=ハードルが高い」と思っていた生徒に、今後この大学を具体的に紹介していきたいと感じました。
◆ 最後に(進路指導の立場から)
健康科学大学は、決して大規模な大学ではありませんが、その分、学生一人ひとりを丁寧に育てる姿勢が強く伝わってきました。
「確実に専門職になりたい」「人の役に立ちたい」という志を持つ生徒には非常に相性の良い大学だと思います。
進路に迷っている皆さんも、ぜひ一度オープンキャンパスや個別相談に参加し、自分の目で大学を確かめてみてください。
📎 健康科学大学 公式サイト
https://www.kenkoudai.ac.jp/
📅 オープンキャンパス情報
https://www.kenkoudai.ac.jp/admission/
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